2022.06.07
https://www.hakusensha.co.jp/information/63802/
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開するのでお知らせいたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部及び森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。
読者のみなさまへ
『ベルセルク』を再開いたします。
長らくご案内が出来ず申し訳ありませんでした。
「大ベルセルク展」「YAメモリアル号(2021年18号)」「ベルセルク単行本第41巻」などへのみなさんのコメントを読める限り読ませていただきました。その一通一通やSNSに書かれたみなさんの想いに感謝で一杯です。みなさんがどれほどベルセルクに影響され愛してくれたかが心にしみます。それを読む三浦建太郎さんご本人がいないことが悲しくてなりません。
三浦建太郎さんは生前、親友である漫画家・森恒二さんに、『ベルセルク』のストーリーやエピソードを話していました。また、スタジオスタッフにも担当編集にも話していました。それは言い残していったというわけではなく、こんなこと描いたらみんなびっくりするかな、こんなキャラクターはどうかな、この展開は面白いかな、と漫画家として当たり前の日常でした。
その日常は四半世紀以上に及んでいました。長い時間を三浦さんと過ごした我々の頭と心には、三浦さんの想いが積もっています。三浦さんが描いた構想メモとキャラクターデザインも見つかりました。
それらをファンの方々の誰にも伝えることなく物語を終わらせることに、強い抵抗感があります。
いま我々が持ち寄ったラストエピソード・最後の一コマまでを読んでほしいのです。
再開にあたり我々制作陣は基本姿勢を決めました。
「三浦さんがそう言っていた」
これが、制作陣が肝に銘じたことです。
ネームが残っているわけではありませんので、三浦さんが作ろうとしていた原稿を、我々が完璧に形作ることは不可能ですが、三浦さんが話していたことから決して逸脱しないように漫画を構成していきます。三浦さんとの会話や原稿制作を通して自分たちの中に根付いた「三浦建太郎」を真摯に紡ぎたいと考えています。
この制作体制こそが三浦さんが思い描いた『ベルセルク』を、拙くても出来るだけ忠実にみなさんに伝えられる方法だと信じています。
次号から「幻造世界篇/妖精島の章」のラストまで、まず6話分を掲載いたします。その後は新篇に入る予定です。
再開後のクレジットは「原作・三浦建太郎 漫画・スタジオ我画 監修・森恒二」とさせていただき、単行本のナンバリングも承継いたします。
昔話になりますが、1990年に発行された『ベルセルク』の第一巻は初版28,000部で発売されました。すぐにヒット作になったわけではなく、当時は知る人ぞ知る作品でした。それでも熱心なファンを獲得し離さなかったのは、作者の「もっとすごい漫画を描きたい!」との想いが伝わったのだと思います。その後、作者本人の尋常でない努力といくつかの幸運を引き寄せたことで大ヒットにつながりました。今では第一巻を読んだ人間は世界で200万人にのぼります。そして多くのファンの心に強い影響を与えたと思います。三浦さんの想いをみなさんの生活や仕事で活かしていただいていることは、本人もきっととても嬉しいはずです。そうした作品との関わり合いをこれからの『ベルセルク』にも賜れれば幸いです。
声を届けてくださったファンのみなさま、本当にありがとうございます。
また、声には出さなくても静かに作品のことを想ってくださった多くのファンのみなさまにも感謝しています。みなさまの存在が前に進むエネルギーになります。
本当にありがとうございました。
2022年6月
ヤングアニマル編集部
前スレ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1654580489/
誰が描くんやってみたらホーリーランドの人監修か
それならまあ酷いことにはならんか…
個人的にはセスタスのが良いけどあっちも半死半生だし
どっちも理屈っぽいやんけ
こんなものよりも
神がかったキャストを尊敬しているので
このすば3期応援お願い
再開じゃなく別タイトルとしての続編(とは明示せず)にすべき
そら30年近く続いた大作が未完で終わるなんて
いくらなんでも切なすぎるからなぁ
読者からすれば最後まで読めて、なおかつその
ストーリーに、
親友である漫画家の森さんまで協力してくれるのだから期待せずにはいられない
「名作への冒涜。このまま静かに眠らせるべき」という意見がほとんどなくて歓迎ムードだな
アホばっか
お前が読まなきゃええだけの話や。
読んでから冒涜かどうか決めればいいのに。
少なくともこの挑戦はそんなつもりではないことを感じるから自分はまずは応援してるよ。
面白かったら正義
つまらなかったら悪
お前が自ら目を潰せばそれで済む話
映画でもアニメてもゲームでも、
原作者が死去した後でも続きが描かれる事は普通にあるけど?
例えば現在もテレビ放映され、オリジナル脚本で映画も作られ続けているドラえもんは、藤子F不二雄を冒涜してるのか?
1巻で終わる
せめて2-3巻は書いてほしい
いずれにせよ、すげえダイジェストっぽくなりそう
これな。
グイン・サーガというのがあってな、、、
癌だったのになーんでプロット残しておいてくれなかったのかと。旦那は編集者だろ。言えなかったんだろうとは思うが。
プロットさえあればなあ。息子に書かせるという手もあったのに。いくらファンでも他の作家のオリジナルは続編とは思えん。
ドラえもんも今アシスタントと担当で作ってるし
サザエさんもそうじゃん?
1話完結の日常ものと
何十巻も続くストーリーものとでは
まったくちがうっしょ
流石にドン引きよな
恐ろしい事にそれから殆ど変更なくあの時に完成したあらすじ通りに物語は進んでいました。それから幾度も大きなエピソードの度に三浦と話しました。自分達は学生の頃からお互い同じように相談しながら漫画を描いてきたのです。
勘の良い方々は予想していたと思いますが自分は『ベルセルク』の最終回までの物語を知っています。しかし知っているから描けると言うわけではありません。『ベルセルク』と言う偉大な作品は天才三浦建太郎だから描けるのです。
しかし自分には大きな責任が生じてしまいました。
生前三浦は「最終回までのストーリーは森ちゃん以外誰にも話していない」
そう言っていたのです。そしてそれは事実でした。あまりに重すぎる責任です。インタビューでもしてもらってファンに向けて話せばいいだろうか?
それともイラストを付けた文章でも掲載してもらうか…。しかしそれでは三浦が自分に話した情景、ガッツやグリフィスの台詞は伝えきれない…。
悩んでいたところに連絡が入りました。
「絶筆した回の原稿をスタッフが最後まで描くと言うので見て欲しい」
その回の後ろ数ページは完成していませんでした。キャラを入れてないところもある。
自分は内心厳しいだろう…と思いつつ原稿を見ました。
――必死の力と言うのは時に人を奇跡的に向上させます。そこには正に『ベルセルク』の完成原稿がありました。
「森先生、自分達にやらせてもらえないだろうか」
三浦自慢の弟子達は真っ直ぐ自分に伝えてくれました。
三浦と自分の恩師である島田取締役も「やるなら会社は全力で支える」そう言ってくれました。
ここで逃げれば三浦にこう言われるでしょう。
「散々話したのにやってくれなかったのかよ!!」
わかった。ちゃんとやるよ。
皆さんにお断りと約束があります。なるべく詳細を思い出し物語を伝えます。
そして三浦が自分に語ったエピソードのみやります。肉付けはしません。はっきり覚えてないエピソードもやりません。三浦が自分に語った台詞、ストーリーのみやります。当然完全な形にはならないでしょう。しかし三浦が描きたかった物語をほぼ伝えられるとは思います。
三浦の弟子達の腕は本物です!
素晴らしい描き手です。
三浦不在の『ベルセルク』に不満不服あると思いますがどうか見守っていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
2022年6月
森 恒二
いや
はっきり覚えてない、はいい感じで創作してくれていいよ。
こうなったからには徹底的にわずかなカケラも全部詰め込んで欲しい。
そういや一年経ったんだな…
2022 5/6 森先生のツイート↓
三浦がいって1年になる。
あいつを送り、数日後ぼーっとしたまま遺品整理に行くと枕元に自分のマンガが積んであるのを見て立てなくなってしまった。
あいつの最後のアドバイスは「凄く良いから急いで進めないでもっとページを使って描いてくれ」だった。
しっかり描いていこうと思う。(森)
ラストまで三浦が森に話してるらしい
>>12参照
もちろん三浦が描いたそのものにはならないだろうけど、
未完作品だからこそ惜しまれる現象もあるけど、
森の気持ちもアシスタント達の気持ちもよく分かる
森は貧乏くじを引いてしまう気がするが……
戦友っていいなぁ
この編集者と森先生の熱いコメントのおかげで
皆んな溜飲の下がる思い
この熱いコメントが無ければ皆んなソッポを向いて誰も期待しなかっただろうな
一年以上待ったが、あとはどんな絵でどんな展開を迎えるのか
期待せずにはいられない
ベルセルクは読んだことないけど滅茶苦茶熱い文章だな
俺はダークファンタジーの最高傑作やと思う、読んでみそ
ってスレタイ見た瞬間思ったけど丸く収めたいってことなのか
作者無しだからifでしかないけどそれをこれまでの現場のクオリティでやってくれるなら読むわ
「って言っていた」ってのはコロコロ変わるかもしれないし本当かどうかも分からんし結局作者の作品ではない訳だけど世に出るなら読む
って思ったけど>>12読んだら泣けてきた
ガチなのかな
期待していいのかな
はっきり覚えてないお蔵入りエピソードは巻末インタビューかなんかで伝えて欲しい
正直どうせやるなら、うろ覚えとか断片的なとこも肉付けしてやっていいと思うわ
どっちにしても完璧にはできないんだしさ
ただアイディアやストーリーやキャラの構想メモにないところを埋めるのはやっぱり森恒二なんだろうし、
監修といっても要は原案三浦・原作森ってことで
よくこんな得しない仕事を引き受けたなって思うわ
ほぼ全ての人がそう受け止めてるし、よっぽど酷いクオリティーでなけりゃ損する人もいない
極一部の遺族より偉そうなバカを除いて
スタッフが後を引き継ぐという
最近の絵柄はデフォルメチックになって気持ち悪くなってたから、ぜひ断罪編みたいなシャープな絵柄を期待したい
ゴルゴは生前からしっかり引き継ぎ体制を構築してた。一緒にするのはイクナイ
それまでほとんど知ってる人いなかった
ヤングアニマル自体知られてない雑誌だったし
アニメ化した時はもう断罪編終わる寸前のアニマルの超看板漫画だったぞ
あいつがベヘリット奪って花吹雪く王の国で蝕起こしたら大金星
未完でモヤモヤしたまま終わるより全然いいな
断捨離で漫画は全部処分したがベルセルク全巻買い直すわ
シールケレイプさえあれば文句はもうない
バトンタッチしたからってトントン拍子で終わらせられるんか?
ガッツ→少年時代にアナル開発済みだが、ノン気
グリフィス→その気になれば女も行けるがガッツ命のガチホモ
この二人の愛憎劇なんて悲惨な結末にしかならないだろ!
小説でよくない?
漫画にする意味がわからん
そんならネタバレブログだけ読んどけば
絵があるに越した事はないよ
小説でいいなら漫画でよくない?
反対してる人の理由が訳ワカランのばっかりなんだが
なんかよくワカランけど精神論なのか宗教観なのか道徳観なんだかで論理的じゃないんだよねぇ
三浦が考えたラストはこれだ、なんて他人にやってほしくないわ
森は学生時代からの親友よ
リスペクトを込めたチャレンジングな企画として受け入れたい
ダメになったとしてもそれで三浦の評価が変わるわけもないだろう
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