BBC、がんで余命宣告された22歳女性をお天気キャスターに起用 “死ぬまでにしたい100のこと”をかなえる
18歳で余命1年を宣告され、いま22歳に。
[城川まちね,ねとらぼ]
英BBCが末期の脳腫瘍と闘う女性の「お天気キャスターを経験したい」という夢をかなえました。22歳のローラ・ナットルは7月25日にBBC North West Tonightでカメラの前に立ちお天気を視聴者に伝え、その様子がオンラインで公開されています。
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お天気Tシャツを着て出演(画像は英BBCのWebサイトから)
BBCが公開した舞台裏映像では、いつも同番組のキャスターを務めているオーワイン・ウィン・エヴァンズがローラを案内します。「初めてのお天気キャスターをやるのはどんな気分?」とオーワインに聞かれたローラは「早くやりたいな」ととても意欲的な様子。
メイクをしてもらい、スタジオに案内されるとモニターには「BBC」の文字の下にローラのフルネームも書かれていました。
「いつもは僕がやるんだけど、今日はもちろん君と一緒にやるよ」とのオーワインのジョークに笑い、練習では何度か間違えながらも明るく挑戦するローラ。そして本番では堂々とカメラの前に立ってお天気を視聴者に伝えました。
このローラがお天気キャスターを経験する様子をオーワインはTwitter上で引用リツイートし、「ローラ、君は素晴らしいよ。ローラが昨日お天気キャスターとしてBBC North West Tonightに出演してくれてとてもすてきだった。
現在、BBCニュースのWebサイトで一番視聴されているんだよ」と温かい言葉を送り、今回の企画が多くの視聴者に興味を持たれたことを伝えています。
ローラは今回の経験について英THE TIMES紙に「天気予報をするためにあそこに立つことがあるとは思わなかった」とBBCからのサプライズへの驚きをコメント。
そして「世界にはまだまだたくさん、見たいこと、やりたいことがある」と人生に前向きで、さまざまな展望を持っていることを語っています。
ローラは2018年10月、18歳のときにたまたま行った眼科で膠芽腫(こうがしゅ)という脳腫瘍の一種であることが判明しました。同年に余命1年と宣告されており、当時キングス・カレッジ・ロンドンの学生であったローラは大学を去らなければならず、医者にも学業復帰は難しいといわれたとのこと。
しかしその後大学に戻り、政治、哲学、経済学の学位を取得しました。そのときのことをローラはBBCに「卒業できるとは思っていたなかったけれど、やっとここに来ることができた」と語っています。
並々ならぬ頑張りで余命宣告をはねのけ、次々に“死ぬまでにしたい100のこと”リストをかなえるローラ。この先もどんなことに挑戦するのか注目されています。
つらい
放射線治療で・・・
悔いなく生きろ
闘病の人生だよねでもほんの少しでも軌跡を遺せて良かったのかね…
本人も親御さんも辛いだろうに
お天気キャスターなんか誰でも出来るし
心がある
ジャップが真似すると必ず金の匂いがする振舞い
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